小貫写真館の歴史

創業明治25年(1892)
130年の歴史を持つ写真館

historia

㈱小貫写真館は、明治25年西暦(1892年)に初代小貫道之介によって茨城県水戸市泉町で開業いたしました。創業当時は、小貫玉真堂という写真館名で現在の京成百貨店の西口側で営業しておりました。残念ながら、第二次世界大戦による水戸の被災により、当時の小貫写真館は全焼し、昔の写真・ネガなどすべてを失いました。

戦後小貫写真館に改名。昭和30年(1955年)に有限会社小貫写真館とし、昭和56年(1981年)小貫写真館として株式化しました。

平成12年(2000年)1月1日に水戸市千波町のお茶園通り沿いに㈱小貫写真館 パセオヌエボをオープン。平成15年(2003年)には泉町店を閉店し、本社を千波店に移しました。

さらに、平成17年(2005年)9月につくばの学園西大通り沿いに㈱小貫写真館 パセオヌエボつくば店をオープンしました。

現社長小貫久史が4代目当主となり、2021年で創業130周年を迎えております。今後も㈱小貫写真館として写真の魅力を広めるために、努力し邁進いたしていきます。

社名      :株式会社 小貫写真館
代表者     :小貫 久史
資本金     :10,000,000円
社員数     :40名

水戸本店住所  :茨城県水戸市千波町2482-1
水戸本店電話番号:029-305-3101

【 水戸及び(株)小貫写真館の歴史 】
1872年(明治4年)
宇佐見竹城(水)水戸市雷神宮境内に写真館を開業
1890年(明治22年)
鈴木写真館(水)泉町3丁目角に写真館を開業
1892年(明治24年)
鈴木氏上京の後、技師初代小貫道之介により
小貫玉真堂(後の小貫写真館)を開業その後泉町1丁目に移転
1924年(大正13年)
二代目小貫道之介が引き継ぐ
1985年(昭和60年)
三代目啓司、四代目久史と代わり現在に至る

東京藝術大学創立
130周年記念特別展展示作品
小 貫 道 貫(二代目 小貫道之介)
「孫のために」 大正9年
ゼラチン/シルバープリント
1920年 ONUKI, Dokan For Grandson

『静かに編物をする老婦人』
孫への贈り物だろうか柔らかい階調の仕上げが祖母の優しそうな様子を 効果的に表現している。
小貫道貫は茨城出身 大正9年(1920)に臨時写真科卒業。
卒業後は東京本郷の望月写真館に写真の研究を行ったとされ、その後郷里の写真館を継いだ。
臨時写真科の学生のうちの幾人かは小貫のように東京で写真術を学び郷里の営業写真師となっている。
[東京藝術大学創立130周年記念特別展より]