家族写真の魔法写真展

家族写真の魔法
出版記念WEB写真展

6月15日当館社長の小貫久史(写真家活動名:森藤ヒサシ)の集大成ともいえる本が出版されました。小貫写真館は家族写真をとても大切に考えています。その理由や想いがぎゅっと詰まった本になります。今回は出版を記念し本に掲載されているご家族の一部を紹介させていただきます。素敵な家族写真と心あたたまるエピソードの数々をお楽しみ下さい。

家族の事に対して想いとか 子供たちに対しても自分はこういう風に思って育ててるとか 会話するっていうのは普段あまりしないじゃないですか。 でも家族写真を見ながらだと この撮影した時に こう感じたとか この位の時期こんな風に思っていたとか 夫が嬉しかったとか その時の思いや考えを お互いに言葉で交わすきっかけになるので それがすごく代え難いものだと思います。

「娘たちへ」 私たちは、あなたたちと共に時を重ねてきました。 今日まであっという間の様だったけど 色々なことがありました。 これらの写真を見ていると その時の思い出と共に娘たちとの会話まで聞こえてきます。 すべて家族の宝物です。 そして将来、思い出のたくさん詰まったアルバムを あなたとあなたの大切な人へのプレゼントしたいと思っています。  父より

両親にたくさん撮ってたもらった写真を 大人になってから見て 『こんなに写真撮ってくれたんだなぁ』と感激した思い出があります。 今度は自分の子供たちが同じ様に思ってもらえる様に またその家族写真を見て子供達が将来 何か話すきっかけになれば良いなと思って 自分たちもたくさん写真を撮っています。

「泣いてる赤ちゃんを抱っこしているパパ」 家では結構 特別な写真になっています 娘もささやかにそれを想っていて パパもやっぱりその写真がものすごく好きで それは本当に大事な写真です。 撮ってもらって本当に良かったという一枚です。

私たちが家族写真を撮っている理由は 私はあまり写真が好きじゃなかったのに 子供の反応がものすごく良かったんです。 壁に飾りだしたら、子供達がすごい嬉しそうで しょっちゅう会話に『あの時こうだったねとか』話してきて。 だから毎年飾れるように家族写真を撮っています。

私の母は今、病と闘っている。2度の手術、現在も辛い治療を続けている。 私の知っている母は家庭人として、仕事人として、母としていつも強かった。 母の泣いた姿なんて見たことがなかった。 でもその病を知ったとき、母が初めて泣いた。 とても悔しかっただろうと思う。 そんな母も治療を続けながら職場復帰した。 毎日、庭に咲いているたくさんの花を朝一で摘んでは 職場に持っていき飾っているという。 私は母の病気が良くなること そしてこの辛い治療を乗り越えれば母の涙が笑顔に変わる日が必ず来ること その二つを毎日寝る前に必ず祈っている。 家族はいつも母を想っている。これからも母と一緒に闘っていく。

娘3人がお嫁に行ってしまう時に アルバムを持たせてあげたいと思っています。 そして自分たちの家族ができた時に 自分たちの家族写真を増やしてもらいたいなと思う。 そこにどんどん綴っていってもらいたいな という想いでずっと撮っています。

息子との毎日には『なんて可愛い!』と感じる瞬間が溢れています。 あどけない寝顔、飛びついてくる時の満面の笑み 眠たくてほっぺを胸にくっつけてくる甘えた仕草…。 あっという間に成長してしまうと思うと、全ての瞬間が愛おしく感じます。 そんな息子と一緒にいるだけで、私たちもどんなに幸せか。 その幸せの瞬間の記録として「家族写真」は貴重な存在です。 そう、息子のおかげで私たちも「夫婦」から「家族」になりました。

毎年恒例の行事になった家族写真なので 毎年『何着てく?』という会話から始まって 『今年はこんな格好は?』とか『この上下で服あわせたら?』 みたいな、そういう会話が生まれたり 持っていない色味の服だったりしたら 服を買う為に、みんなで買い物に一緒に行ったりとか 家族で話すきっかけになっています。

子供が生まれてから16年間、全ての節目に家族写真がありました。 「写真館で撮るお写真」は少しずつ おすまし顔の子どもの成長を写してくれました。 この春、新しい家族の愛犬エイムとともに 飾らない、かしこまらない 3世代5人と一匹の写真です。 家族の温かさ、このときが いつか過去になってもずっと伝えて欲しいと思います。

最初は還暦記念で 写真を撮りたいと言っていたのが 撮ってみたら撮影が楽しくて 写真という形だけではなく 思い出・体験として焼き付きました。 形としても思い出としても 残ってくれたなっていう嬉しさが大きいですね。

両親が金婚式を迎え、子供と孫たちと一緒に 是非とも写真を残したいと思いました。 一口で50年といってもいろいろな事があったと思います。 うれしいことや苦しかったこと 常に私たちを見守ってくれていて 本当にありがとうと両親に伝えたいです。 ファミリー全員で写真が残せたことは、とても幸せです。

Our Projects